2018年3月19日月曜日

入退院

3月16日、膀胱クリーンアップのために13日から入院。
11日からワーファリンの服用をやめ入院後にヘパリン4ml点滴。
手術前にヘパリンを中止して手術。
ヘパリン注入時は結構な血尿で中止後にピタリと止まる。
ヘパリンの抗凝固作用にびっくり。
いわゆる膀胱癌の切除術で経尿道で電気メス。
今回は全体に腫瘍があったためにほぼ満遍なく焼き切ったようだ。
時間的には1時間程度。
全身麻酔なので回復室で麻酔から覚醒。
この時の様子。
まず、分割されたディスプレイに病気が次々にフラッシュ。
それから回復室が見え始め、当然尿意
股を強引に引き裂かれたような感覚で痛い。
その後、覚醒は進み徐々に意識が戻る頃に病室へ。
酸素マスクのままで15分ごとに血圧と体温計測。
やがて30分、1時間になり3時間で水が飲めるようになる。
あとはひたすら時間が過ぎるのを待つことで体が戻る。
翌日の朝からお粥ドンブリに一杯、温泉卵とふりかけで頂く。
ランチから普通食で尿も手術以降正常だった。
土曜日だったので担当医もゆっくり出勤で術後2日目に尿道カテーテルを抜き翌日退院予定。
なんだか忙しないなあ。
確かにそれ以上入院していてもワーファリンの服用で3日目に血液検査。
PT-INR濃度を調べて正常なら退院だったがそれも省かれた。
つまり、今日から自宅でワーファリン服用開始。
これから3日くらい脳梗塞再発の危険に晒されることになる。
なんとなく家で静かに静養してくださいとかの指示もないので明日から仕事。

病院の変化。
大規模病院の行く末というか今後はかなり厳しいと感じる。
大量の老人患者を観きれないのではと思う。
今回、4人部屋で私のほかは一人泌尿器患者も3日ほどいたがあとは誰もいない。
多臓器不全気味の患者が一人、あとの2人は言葉も喋れない老人だった。
看護師は食事からオムツまで全力で看護というより介護。
私など見向きもされない。
私が退院したらまた老人が増えるのか。
そうだ、私も69歳の老人だった。
退院もあっさりと退院後の自宅療養とかの指示なし。

しかも、料金も取らずにということになった。
病院経営も大変な時代なのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿