2018年3月1日木曜日

スポーツ系公益財団法人が問題

相撲協会の暴力体質と公益財団法人。
レスリング協会のワンマンと公益財団法人。
等々スポーツ系の公益財団法人が色々と騒がしい。

私の関係するスポーツ系組織も公益財団法人に所属している。
公益財団法人の認定を受けることができた理由ですが、
もともとはスポーツ行政を担う行政により作られた組織だった。
いわゆる、町会のような自主運営というわけではない。
区職員が事務を担い、区内のあらゆるスポーツの連合体で区民大会や都民大会の運営や選手派遣などを行なっていた。
法人の改正で一般財団法人と公益財団法人をしっかりと区別するようになった。
そこで区が3億出資して公益財団法人として継続することになる。
つまり、3億円の利子運営で公益に携わる組織として認定を受けた。
当時、組織が開催していた利益を有する活動は廃止された。
それが大きな変化だった。

同時期に色々なスポーツ系財団法人が公益財団法人に移行して行ったのだろう。
よく考えるとなんで相撲協会が公益なんだろうか。
公益の趣旨は広く国民の公益を図ることだ。
一部の人間組織の利益を公益と称するのは困ったもんだ。
多分、国技という見えない、認められない理由で歴史を守るような意味だろう。
ただ相撲は興行で河原乞食なのだ。
もしそれを法人とするならば一般的な株式会社のようなものが適当だろう。

レスリング協会も関係者の利益優遇のためと考えられる。
公益という目的は怪しい。
つまり、今のスポーツはビジネスなのだ。
ビジネスならば一般企業法人が適当だろう。

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