2018年1月17日水曜日

大相撲 貴ノ岩事件 暴行に対する損害賠償

一般的に暴行などは損害賠償(慰謝料)で双方が手を打つんだろう。
手を打つというのは示談書を交わすというのが法治国家なのだろうか。

今回は貴ノ岩に対する暴行で貴ノ岩が受けた損害に対しての民事訴訟になるかもしれない。
何としても内輪でと言うのならもみ消しだっただろう。
しかし、貴乃花親方はそれを猛烈に拒否した。
協会はなんとかその糸口を探り、貴乃花の非をついて黙らせようとした事実。
それに対し、拒否を繰り返した貴乃花親方の考え。
それがテレビ番組の争点になった。

しかし、理事会でどう貴乃花が八角親方に脅かされたかは不明だが、手を引けと言われたはず。
貴乃花は出来るだけ大事にして事実を残そうとしたかはご覧の通り。
黙って語らない貴乃花は悪者にされた。
しかし、貴乃花にとってはそれは問題ではない。
問題は隠蔽、脅迫の連鎖を出さない強い意志が黙して語らずだったと想像する。
口を開くと、じゃあああだこうだになる。
例えば、警察に任せているのは第三者の取り締まり組織にきっちりと事件の全容を調べてもらうまでは待って欲しいと言ったら、
じゃあ、警察に電話して話してもいいかどうか聞いてみろなどと言いがかりをつけ、電話までした悪徳弁護士付きなのだ。
もちろん、事前に警察の上部と相談が出来ていた話だろう。
貴乃花はそんなことは百も承知で受け入れるはずはなかった。
結果はどうであれ第三者の組織に委ねるのはこれ以上の正義はないからだ。
相撲協会の規律は委員会がありそこでと言うことだが委員会は相撲協会から多額の報償を受け取っているし、隠蔽、脅迫の話も出来ている。

まあそんな中で貴乃花は一人、世間にも黙っているのは大人気ないだの、組織の規律を乱しているだの馬鹿な話が大勢を占めていた。
どっちが馬鹿だか考えれば簡単にわかる。

放送も言えるスレスレで貴乃花寄りの話をするが一方的にはならない配慮で余計混乱。
みんな、隠蔽、脅迫の事実を知りながらそれが言えないのが報道だ。

これから賠償問題になるだろう。
夕刊フジは大胆に8000万円と値踏みしている。

記事

まあ、そんなもんだろう。
もしも民事訴訟が起こらない場合はこの倍で示談手打ちが相場。
今、105ある年寄株は1億を超えているからその程度は想定内だろう。
年寄株を取得し部屋を設立する資金としてはその程度。
あとは貴ノ岩が年寄の有資格を取れるかどうか。

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