2016年7月28日木曜日

プール指導視察

今、夏休みで小学校ではプールでの水泳指導を行っています。
たくさんの指導員を派遣している立場として視察を行っています。
全てを回りたいところですがなかなか難しいので回れる範囲ということです。

数年前までは全ての小学校に派遣していました。
現在は依頼された学校に派遣しています。
学校側で指導員を手当てできればその方々が指導をすることになります。
あるいは教育委員会も選択の幅を広げています。
例えば、指導員派遣を人材派遣会社にお願いすることもできるようです。
つまり、学校側が自由に選択できる仕組みを作っています。
非常に民主主義的でいいなあと思います。

実は学校での指導は教員主導でその補助を行うことになっています。
ですから学校によっては教員の指揮のもとでそのお手伝い。
あるいは、指導については任せる学校もあります。
課外授業ですから参加も自由です。

視察の目的は学校側の方針を派遣指導員が理解しているかどうか。
派遣指導員が指導以外の行動を要求されているかどうか。
などなど、それぞれの役割分担がうまく機能しているかどうかが判断基準です。

視察していて、ほぼ90%以上双方が満足しているようです。
残り10%ですが、派遣を依頼した学校に対し十分人材を確保できないことでしょうか。
実際は確保できているんですが、急に病気になったりで欠席者も出ます。
それを埋める作業は並大抵ではないと思っています。
そこで3人依頼の学校に5人配置の日もあります。
つまり、欠員ができるとその学校に回る指導員ということです。
欠員が出なければ学校でシフトを調整して交代で入るなどになると思います。
このように夏休み中の短期間で80名近くが動いています。
配置を担当するスタッフは気の休まる暇もないだろうなあと同情します。

これが終われば参加した小学生は必ず泳ぎが上手くなり生涯水泳を楽しむ基礎になる。
その目的で指導していると言って過言ではありません。
選手になる子供もいるかもしれませんがそれ以上にみなさんが一生楽しめるようにです。
教育は多種多様ですが夏は泳ごうよということ。
あるいは災害時に泳げたら助かることもあるかもしれない。
泳げたから損したなんて話はないと思います。
そんな思いでより良い環境になるように視察しています。

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