2016年7月20日水曜日

関東学院大学ラグビー情報 春口時代からどう変わったのか

春口時代を総括すると関東学院ラグビーというより春口ラグビーだった。
春口監督は方針がぶれないし他の選択を許さなかった。
方針は日本一だけだった。
練習方法、指導方針、育成方針など全てで妥協がなかった。
派閥を許さなかったというより作らせなかった。
それが多くのコーチ辞任につながる。
板井監督も同様に全盛期を支えたコーチだが、辞任したコーチの一人。
そういう手法を採らないと強くなれなかった世代だと思っている。
それでもシーズン通してチームが団結する年代はそれほどなかった。
それができた年代が強かったんだと思っている。
当時の大学側の評価も分かれていたんだろう。
破格の支援は当時の内藤理事長の願いだ。

OBたちも二分されていると考えている。
あくまでも春口チルドレンのOBとKGUラグビー派とでもいうOB。

今は一人で引っ張れる時代ではなくなった。
春口監督はカリスマだったんだろう。
内藤理事長時代と変わり、現在は大学側の全面支持が強い味方だろう。
大学側の全面支持は板井監督を再び指導者として迎え入れた。
板井監督は豪華な指導コーチ陣を揃えた。
ほぼ、カントーラグビー派と言っていい。
残念にも思うが春口色はもうない。
春口監督の母校、日体大ジャージを模したジャージ。
今シーズンからはジャージも変わる。
全てが変わっても素晴らしい環境は同じだ。
その環境で選手たちは再び上昇する基盤は整ったとみている。

一つは減らない部員数だろう。
フレッシュマンの質は落とさず集め続けているのは監督と大学側の協力体制。
証は選手が育っていることだろう。
確かにチャンピオン当時のような高校スーパースターは来ない。
しかし、粒が揃っていると思う。

大学側の支援体制が一番の変化だろう。
寮の食事も管理され寮に入る目的が充実している。
次は指導体制のシステム化。
板井監督のリクルート努力。
色々と若返りフットワークが良くなっていると思う。
そして最大の要素は付属高校からの選手たちの活躍。
六浦高校の監督だった板井監督の選手育成の成果と考えられる。
今後も林監督がそのラインを太くつなぐと思う。

これからを考えると負の要素はない。
あとは選手たちが頑張り成果をあげるのを期待するのみ。

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