2016年2月23日火曜日

病院の規模 医師のレベル

大病院は現在、急性期医療とやらで患者を絞る傾向ですね。
急激に進む高齢化対策というわけです。
私の通うNTT関東病院も同様な分類で指導を受けているようです。

安定期と判断されるとサテライト病院といって診療所などに紹介される。
そこで一定の治療を続けることになるんですね。
大病院としては急性期の患者さんだけに集中することになる。

私の主治医ですが独立します。
大病院ですから主治医と言うより担当医ですか。
担当医はどんどん変わります。
大病院は専門科によって動いているようです。
病状に適した担当医が治療に当たるが治療科の総意が必要な決定もある。
ある意味で患者のことは治療科で把握していることになります。

サテライトは主治医ですね。
当然、内科という括りで総合的な医療を施す。
専門的な医療は大病院に紹介することになります。
これでそれぞれの仕事を分けて効率を良くすることになるのが狙いでしょう。

大病院も医師はかなり動きます。
私の経験だと担当医も数年で変わる。
それは病気の症状などでも変わるんでしょうが、移動が多い。
医師は色々な経験を病院を変えて得るんでしょうか。
基本的に治療法などは変わらないと思いますが出世もあるでしょう。
医師免許を取り研修医から始まる。
研修医から専門医になる。
専門医は経験を積んで10年程度で分かれ道が来る。
学校に戻り教育者になる。
大病院の責任者になる。
開業独立する。
企業の健康管理医などになる。
そんなところでしょうか。

学校に戻るということは医者は学校から離れられない一面があるようです。
これは初めから決まっているというか学校に戻るために経験を積むってことでしょう。
東北大の医者は学校で次の病院を指定されて移って行きました。
そういうひも付みたいな関係は色々あるんでしょうね。

最近はネットで紹介みたいな企業がある。
いわゆるプロダクションみたいに医者を紹介するサイトですね。
医者は条件などを登録しておくと病院はそれで採用を決めるってことです。

幾つかの病院で仕事をする医者もいる。
曜日により他の病院で診療、手術などをする。
大病院の医者は4日勤務にして1日は他の病院と契約するんですね。
一般的な大病院は無理でしょうけど、大学付属病院などはそのシステムがある。
それは学閥が残る病院は深いつながりで医師を派遣してもらう。
雇うより費用がかからないし、患者数によってはそんな治療科があります。
週に2日いれば大丈夫な診療科ですね。
あとは他の内科医などが見てということもあると思います。

病院は規模によってかなり複雑な人材確保をしているようです。
医者は免許さえあれば困らない時代ですかね。
ただ、見ていると医者の仕事はかなり広範囲になっている。
大病院の医者は相当な過重労働というか休みなく仕事をする。
あとはそれぞれ労働規模で給料が決まるのかもしれません。

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