2015年6月19日金曜日

日本点字図書館 カトリックの世界観

特に関わりはありませんがよくある寄付依頼のお手紙。
活動内容は点字翻訳と朗読などの手段で目の悪い方に書籍の内容を提供しているようです。
視覚障害者はとても不自由だけでなく学習も大変な労力、意欲が掛かります。
私の母は60歳頃に視野狭窄でほぼ全盲になりました。
いろいろ病院で診察を受けましたが難病でどんどん症状が進み見えなくなる病気です。
全盲になるとかなり不便になります。
食事も箸をつかうことはほぼ困難です。
幸い、父親がいましたので生活の手伝いをしていたようです。
わたしは教会への送り迎えを担当していました。

この点字図書館についてはあることは知っていましたが利用はしたことがありません。
芝学園の先輩から寄付依頼のお手紙でした。
一級上で上智大学の副学長をなさった優秀な学者です。
彼の履歴をみるとカトリック神父のようです。
芝学園は増上寺由来の浄土宗が始まりです。
それからどのような経緯なのかカトリック神父として上智大学神学部で教鞭を取っていたそうです。
わたしはほぼ幼児洗礼でカトリック信者でありながら芝学園で教育を受けました。
松本校長の宗教学ともいえる道徳授業を受け、ほぼ同じような世界観だと思いました。
宗教は一応教祖だなんだといろいろですが詰まるところ世界観を学ぶことだと思います。
自分がなぜ生を受けたか。
祖先に対してどのような生き方をすべきか。
他人も自分も共有している世界。
簡単にはこんなことだと思います。

個人的には水泳指導での社会への関わりについてある意味を持っています。
困っている人に水泳を指導することがその意味だと思います。
普通だと困っている判断は自分が基準ですが困っているのはその方が基準です。
そんな思いで水泳指導ができたことは教会でミサを授かるより有意義だと感じています。
神父もいろいろな方がいて布教する神父、援助する神父、教育する神父、などなど様々な社会との関わりの中で世界観を教え、学んでいると思います。


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