2015年4月9日木曜日

入院11日目 膀胱洗浄終わり うなぎ 明日の準備

病室の窓からみる夜明け。
Dawn go awayって歌がでますが、なぜかアル・クルーの「酒とバラの日々」を聞いていました。
早寝なんで目が醒めるのが早い。
NTT東関東病院はちょうど窪地にあります。
多分、タダみたいな沼地だったんでしょうね。
そこに病院を作った。
つい20年前までは電電公社の逓信病院でかなり古びた施設でした。
とてもお世話になるなんて思いもしなかったなあ。
朝食はシャケフレークで食パン。トマトスープ付きでまずまず。
今日は順調にカテーテルで排尿が続いて、この調子だと明日はカテーテルを外すようです。
つまり、普通になる。
あとは尿の出具合とか見ながら火曜日あたりに退院ですかね。
一応、今回のようにならないためにはどうすべきかという大問題があるわけです。
コアグラができるような出血をどう食い止めるか。
基本的には膀胱の出血は当分続くでしょうが大きな出血がなければいい。
大きな出血といっても膀胱内は見えないのでよくわからない。
コアグラは相当な大きさでも排尿で出ます。
長さ5センチ程度でも出てきます。
自分でできるのはたくさん排尿して膀胱内にコアグラを残さないことくらいですかね。
あとはワーファリンの適量を探るんですがこれはリスクが伴う。
ワーファリン濃度はPT-INRという値です。
2錠の状態で1.69でした。
脳卒中センターでは1.8が最低ラインのようです。
これでは出血を止めることは難しいということが判った訳です。
しかし、これも年齢や体調などいろいろな要素で脳梗塞が再発するようです。
時間がかかってもワーファリンを減らしたくないのが第一です。
泌尿器科にしてみれば一旦落として早く出血を止めたいというのも事実です。
伸びれば今回のように膀胱が凝血槐でいっぱいになることは目に見えています。
死ぬほどではないが死ぬほどの苦しみが待っています。
退院までにそのプロセスからどう逃げるかを探る必要が有るんですが。
朝の散歩。
といっても院内の公園。
とても風が冷たかったですねえ。
鳥たちは元気。
順調に尿も出ています。

昼食はMy奥様がうなぎを調達。
18日閉店のよね山さんのまむし丼。
私、1/3ほどいただきました。
退院時には是非行きたい。

このあとも公園に出ましたが寒い。
一服して引き上げました。
ちょっと尿意がありました。
昨日に引き続きおやつはベビーシュウ。
どうみてもひよこの出来損ない。

イン洗
毎日、カテーテルの挿入部、つまりチンチンの先を洗浄します。
石鹸でちゃんと洗います。
カテーテルを仮止めしている絆創膏類の交換もあります。
不思議なことに担当の看護師さんじゃあなくて他の看護師が担当。
その後、ひとりで洗髪、これは最高に気持ちいい。



今回、2回ほど輸血しました。
献血を貰ったということです。
一応、安全のはずですが、完全に安全な生体物質はありません。
ということで書かれたものを渡されて、同意書にサインします。
HIVなどは検査するタイミングでほとんど反応しない場合もあるわけでどうしょうもないことですけどね。
まあ、発症しても残りの人生考えるとどうなんでしょうか。
若い方は絶対やめたほうがいい。

品川区商連商品券
今回は2割増し、5000円で6000円分の商品券。
これは凄いことです。
My奥様に頼んで5万買う予定でしたが買えず。

年金口座
年金口座を変えるのには厚生年金事務所へ行かないといけないとか。
銀行へ行ったら銀行でもできるらしい。
そりゃそうでしょ。
書類に記入しました。
たいした額じゃなくてもこれからは使う予定。

夕食
なんだか無国籍。
うまかったのは煮豆。
これなら、アジの開きのほうがいい。

ちょっとチンチンの先が痛い気がしてトイレへ。
当然、ウォシュレットでお尻を洗うふりして気張る、といっても少々。

おお、凝血槐3個。1センチから数ミリ程度のサイズ。
サイズは小さいがこの手がバルーンの先をふさぐと膀胱におしっこが溜まる。
つまり、膀胱タンポナーデの第一歩なのか。
明日、カテーテルを抜く。
一応、尿漏れ用シート2枚購入。
さてどうなることか。
貧血に関してはだいぶいいと思う。
どのみち明日採血もあるんで夕方には判るだろう。

今、夜の7時40分ごろだがこれからもう寝るだけというのが入院生活。
痛い痒いがあればかなり長い時間を悶々と過ごす。
薬を貰ったりしてもダメなものはダメ。
ただ、家と違った変な安心感もある。
これが何の意味があるかは人それぞれだろう。

脳梗塞後遺障害
忘れていた。
ここ数日、左半身のつっぱりが強くなっている気がする。
痺れはさほどではないけどなんだか動かすのに実感が伴わない。
人の腕を動かしているような妙な感覚。
力をどの位いれたらいいかが分かりづらい。
リハビリをしっかりやらないとと思ったりするがこれは平常の仕事に戻った方が楽だろう。


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