2015年4月2日木曜日

膀胱タンポナーデ 入院2日目 輸血

4月1日治療2日目。
前日担当のS医師が強気に自信満々でした。
当日のシフトを見るとやっぱりずっと外来予約でいっぱい。
朝、病室で話をして13時に外来治療室へ。
看護師さんも昨日と同じコンビだなあ。
やることは同じ。
太いゲージの膀胱洗浄でぐんぐん何度も何度も出し入れ。
このパイプって柔らかそうでフォアグラを吸い取るとチューブが歪んで吸い出てこない。
昔は金属パイプで一発だったらしいけど、多分ボロボロになるでしょうね。
カメラで確認したり、洗浄パイプで出したり入れたり。
書くと大したことありませんがこれって地獄の沙汰ですよ。
チンチンに6ミリ以上のものが出たり入ったり1時間以上ですから。
20分過ぎくらいから手応えがあったようです。
一旦、休憩でパイプを抜くと洗浄液がちんちんからジャージャー。
後半戦はS医師も気合が入っちゃいました。
入れては出し、出しては入れる。
つまり入れる時、出す時が苦しいんですよ。
回数が増えれば悶絶回数がそれだけ増える。
ああ、看護師さんが凄く出てますよとかに励まされます。
最後にカメラを入れて、「おお、取れましたねえ。」
「ぼうこうガンもないし良かった良かった。」
まあ、S医師の言葉の重さはすごい意味を持っている。

後処理はそのままカテーテル留置なんですけど、これが特殊。
24時間生食を膀胱に入れながら膀胱内を洗い流すシステム。
血糊のようになんた血液の塊をフォアグラといいますが、それを作らないようにということです。
結構な勢いですよ。

ヘモグロビンが7程度に下がったので輸血。
輸血も仕方ないですが結構、感染症の危険について説明ありです。

医療というのは複合的ですが結局、体力ですかねえ。
長い1日でした。

1 件のコメント:

  1. それ程の治療は未体験だけど 壮絶だね
    麻酔で眠らせておいてくれないのか
    こっちもホッとすると次が出る状況で
    こういうの見聞きすると身構える

    お大事に静養して下さい

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