2015年3月5日木曜日

脳梗塞 FASTの原理

大橋未歩さんの記事を読んでいてこのことが書かれていました。
彼女はなんと34歳で脳梗塞。
軽い脳梗塞という言い方をしています。
就寝前に洗顔中左手の感覚異常で倒れこんだところを旦那さんが迅速に救急搬送ということです。

病気の番組でこの経緯をお話しになり、FASTの大切さを放送したそうです。

F=FACE(顔)

A=ARMS(腕)

S=SPEECH(話し方)

T=TIME(時間)

この4つの要素をつなげたもので脳梗塞発見に重要な意味があります。
これのどれかが異常をきたした時は脳梗塞を疑えということ。
実は私も脳梗塞発症、数年前に強度の「めまい」を感じて怖くて寝てしまいました。
Dizziness=めまいですから、FASTだけじゃあないことを知るべきかもしれません。
FADSTじゃあゴロが悪いなあ。
今思うとぞっとしますが、この時に救急搬送してもらうべきでした。
後悔後に立たず。
この時に脳梗塞を発症していた可能性は大だと思います。
なんらかの要因で血栓が溶けたか、移動したかで大事に至らなかったがその後、本格的脳梗塞を発症。
これが自分なりの見解です。

今回ははっきりと後ろにグリーンぽいスクリーンが現れ中央から白い閃光が光、画面が真っ白になりました。
その後、焦点が合わずに物に捕まらなければ立てない状態といかにも判りやすい異変が起き自ら119番できたことはある意味で幸運でした。
つまり、発症からほとんど間髪を入れずに救急要請出来たことです。
救急車の中で自分の喋りがおかしいことにも気づきました。
とにかく、頭はしっかりしているんですがいわゆるろれつが回らない状態。
それと平らなところに寝かされているのに左半身が上がっているような錯覚。
もうただ異変がおきていることが判りやすかった。
病院の指定も自分で出来ましたしその時の血圧が200を超えていたことも覚えています。
つまり、脳内出血を含め 脳卒中の疑いが強いことです。
十人十色といいますが、脳卒中はさまざまな形、症状で起こるということです。
何れにしても4点は最重要要素です。

知り合いが脳内出血で倒れる現場にいたことがあります。
ふらふらと歩いてきたんですが、どう見ても異常。
よく車の中で失神しなかったなあと今でも思います。
すぐに救急要請。
彼もほぼ後遺障害がなく半年後に退院でした。
高血圧が原因で、たぶん動脈硬化も進んでいたんでしょう。
年齢も私より若かったと思います。
彼の父親も脳卒中で強い後遺障害がありました。
体質的には遺伝も考えられます。

発症部位により程度の差はありますが障害は必ずあると思います。
だって、脳の一部が壊死しているわけですからね。
確かに人間の回復力もありますので迂回回路が見つかればそれなりに不自由は軽減すると思いますが。

私の脳梗塞は原因不明です。
それは医学的な検証での話。
私は前立腺摘出の手術を受けた際に5時間全身麻酔を受けました。
その後、脚部に血栓ができて肺塞栓症。
つまり、その時から体質は変わってしまったと思います。
もう一点は父親がやはり同じ年頃の時に旅行中、一時意識を失うということがありました。
これも軽い脳梗塞が疑われます。
遺伝的要素もあると思います。

これからはFASTが最大のポイントになります。
脳梗塞の再発率は50%以上とあります。
十分注意をしても仕切れない数字だと認識しています。

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