2015年3月6日金曜日

老人の軽自動車考

軽自動車に乗り始めてあしかけ4年。
きっかけは欲しい車があったから。
もともと軽に乗る気は無く、車も売っぱらってしまった。
シェアレンタルで十分と考えていたから。
それで困ったのはワンコが載せられないこと。
2回ほど利用したがどうも時間が気になるのが貧乏くさい。
売っぱらった車がオープンエアだった。
その気持ち良さは忘れられない。
車好きの友人が長年軽自動車で便利している。
私の上司が軽に乗り換えている。
周りが軽自動車になってなんとなくホンダビートが頭に。
ぼーっとなって探したら結構あるある。
20年近く経っているのにゴロゴロしている。
ダイハツコペンという手もあったが魅力がない。
ホンダビートは売っぱらったセリカconvertibleとほとんど同じ世代。
そうだ、当時、おじさんたちが窮屈そうに楽しそうに乗っていた思い出。
軽自動車で経費も安いし、ホンダビートは中古なんでこれも安くてお手頃。
問題は夫婦二人とワンコ2匹が同乗できるか。
若いことは定員オーバーなんて日常茶飯事だったが。
あきらかに、法令はともかく定員オーバーに違いない。
それに荷物も多少は載せないと。
などなどあったが、優良中古車を見つけたら全部ぶっ飛んだ。
結局、軽自動車に舞い戻ったわけだ。
車歴はスバル360から始まってビートで終わるか。

今の軽自動車はスバル360時代から見れば夢の車だ。
普通にちゃんと走る。
燃費は安い。
税金は安い。
クルマなんてちょっと好みはあるけど走れば上等。
年寄りなんで追い越しなど一瞬遅れるけど加速も十分。
ノーマル吸気で64馬力だ。
走行も3万キロ未満、車齢18歳。
なんとも小さい。
まるで子供の頃のペダルカー。

実際に4年乗ってどうだったか。
大満足で今でも魅力的。
燃費は1/3程度、税金は1/4程度、修理は全くなし。
だた、いじくりまわすんでその経費が大きい。
まさに年金受給者の足。
スタイルも満足、走りも満足と満点。
こんなにお気に入りだったクルマあったかなあ。
実はクルマで外れたのはセドリックワゴンだけ。
あの手はどうもだめだ。
つまり、実用車の類はあまり必要性がない。
もっとも、クルマ自体必要性がないので必要になるようにするだけ。
今回も山中湖にセカンドハウスを購入しせっせと通う。
つまり、ビートとセカンドハウスが込みで普通の乗用車価格になる。
それが老人のクルマ生活だと思う。
移動だけなら駅前なので困らない。

軽自動車となにかをセットで考えるのが一番。
老人だからできる技。
つまり、時間とお金を有効に使う手段。
車が移動手段なのはわかっている。
老人の日常で移動はそうそうないしむやみに旅行も面倒。
まあ、セカンドハウスなら気も使わず、気が向いたらいけるし、富士山も綺麗、湖が新鮮、近くにショッピングセンターもあるし言うことなし。


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