2014年8月12日火曜日

アンドリューNDR114 ロビン・ウィリアムズ

彼が自殺したらしいという話を聞いてなんとなく観直している。

アンドロイドの話。
まあロビンが出ればこれも面白くなる。
本質的に喜劇役者だと思う。
人間の弱さが逆に強行を生むような映画に出演が多い。
ロマンティックってのは恋愛じゃないのがこの歳になって判る。
世の中、「ロマン=心のやりとり」と考えれば男女でそれを扱うほうが判りやすい。
愛だ恋だと特別な感情のようなテーマになりやすいからだろう。
それ以上の人間愛という曖昧な個人的なものをあたかも重要に語る宗教もある。
確かにそれはあるが個人的な話だと思う。
人間愛なんて押し付けられたり語られたりしても他人ごとだと思う。
この歳になれば誰だって知っている。
言われなくても説明されなくてもひとりじゃ生きていけない。
意外と打算的なものが人間愛だと思う。
男女の愛について言えばまあ、一方的なものでたまたま男女が同じ奇跡が起こればいい。
ほとんどは一方的だし、初めは全てが一方的だと思う。

ヒューマンアンドロイドは禁断の技術。
通常のロボットはひとつの仕事のためにだけ作られるのが正解。
それを家事一切とか話し相手になる程度の知能とかを入れるとロボットごっこじゃなくなる。
よく、スパコンが人工頭脳ということで暴走する映画がある。
その単純で不可能な話で絶対失敗するので許せちゃう。

そのヒューマンアンドロイドはどんどん人間になることを望み。
やがて、愛する人とともに息絶える。
200歳で念願の死を迎えるドラマ。
そしてその愛する人も彼が発明した生命維持装置を切る話。
ロマンティックでした。

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