2014年5月17日土曜日

SONY

1980年代まで私の購入する殆どのおもちゃはSONYでした。
中学時代、1965年に秋葉原でラジオを購入したのがSONYへの入口でした。
このラジオはもちろんソリッドステートといわれるチューブレス、つまりトランジスタラジオです。
それもAM、FM、短波放送とマルチチューナーモデルで相当な大きさでした。
そのラジオでFENを聞いていた訳です。
ちなみにオープンリールテープレコーダは中学入学祝いにオヤジがプレゼントしてくれた東芝製。
半端でない大きさと重さでした。

それ以来、SONYは我らのアイドルとなる訳です。
ウォークマンの登場は音楽を持ち歩くものになり決定的でした。
ベータマックスでビデオ時代に突入。
エイトでビデオカメラの成熟です。
それからゲーム機主体になり決定的にAppleシフトになっちゃいました。
ハードウエアとしてのSONYはその存在が消え去った瞬間ですね。
Appleは魅力的ハードウエアと優秀なソフトウエアと2重の喜びでした。
Macintoshは別世界でした。
モノクロの世界で体験する全てが新鮮。
どんどん投資してやがてカラー。
iMacの登場で好き者の道具から一気に開花。
iPodでウォークマンを凌駕。
iPhoneで携帯電話を凌駕。
iPadでラップトップの領域を電子ノートに。
やがて、スティーブジョブズの死。
ついに、Apple終焉となるのでしょうか。

モノの時代からソフトの時代へ移り変わって行く様を実際に体験して判ったのは個人能力を支えるモノがこれからのモノだなあということ。
個人の趣味を満足させるものだったSONYから能力を支えるモノへ移したApple。
この違いだろうなあ。
Googleのようにモノでない企業があたかもこれからの企業のように見えるけどこれはMicrosoftの失速でも判るようにソフトウエアはハードウエアと一体が原則。
これからGoogleのような企業はモノが作れるかどうかだろう。

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