2014年3月26日水曜日

トロリーバス 電気バス 川崎 サンフランシスコ 東京

北九州に電池バスが走るって記事がありました。

北九州に電気バスの記事

昔、川崎にはちゃんと電気バスが走っていました。
それがトロリーバスです。


いやあ、カッコいいのなんの。
子供でしたがその大きさが電車並みでした。
なかなかモダンなペイントも良い感じで川崎競馬場などへ行く手段だったかも。
この回転ループケーブルに沿ってバスが廻るのを何度も観ていました。

外国ではサンフランシスコでよく見ました。
こちらは今でも健在だと思います。
Wikipedia参照です。
このボディーはほとんど路面電車と同じで50年以上走っていると思います。
これがまた町並みにピッタリなのも驚きです。
ケーブルカーも同じですがとにかく、車両を大切にすることがよく判る。
現在では観光の目玉とも、サンフランシスコの象徴みたない交通機関です。
新しくはバートなどもありますが古いまま残しているのが文化でしょう。

日本はある意味で神社仏閣ばかり大切にする民族です。
しかし、ほんとうに市民が便利な手段として使っていたこれらはいとも簡単に破棄。
そういう歴史観ってのは歪んでいる訳です。
みんなが便利なものを便利なまま残すってオシャレだし身近な歴史ですけどね。
神社仏閣なんてのは恩恵を受けた訳でもなんでもないタダの遺物ね。
ほんとうに残念です。
My奥様の故郷に残る市電。
結構、存続運動なんかあって残っている。
やれモノレールにするだなんだと業界ぐるみでありましたが結局これが便利。
廃線になった品川駅前の東京都電。
中学校、高校とこの路線に乗って学校へ行ったこともあります。
三田経由で神谷町ですねえ。
現在は都営地下鉄の路線になっている。
つまり、地上から消えて地下へ潜った。
塘路の混雑が原因ですが、これも知恵が無さ過ぎる。
ずっと残していれば、都心乗り入れのクルマは制限されてスッキリした道路事情になったかもしれません。
現にサンフランシスコは車両規制と乗り入れ禁止区域がハッキリあるから中心街はちゃんと走れる訳です。
それに比べ、ロスアンゼルスは完全に失敗してスモッグの街になりました。
PEというパシフィックエレクトリックだったか路面電車網がありました。
これをすべて廃止してしまった。
つまり、自動車業界と結託したモータリゼーションとやらです。
もしかしたらロスは金持ち村だったのかもしれません。
結果は公害問題になり、自動車の排ガス規制の元になったんですねえ。

交通ってのは考え方です。
マイカー規制って当然で公共の乗り物を楽しく整備して便利を考える。
リニアモーターカーも実用寸前です。
乗り物は楽しく便利に共存したいねえ。

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